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フリーターが書く映画の感想ブログ

『記憶にございません!』見てきました~☆彡

 

記憶にございません!
上映日  2019年9月13日
製作国  日本 
ジャンル コメディー

 

〘あらすじ〙
病院のベッドで目が覚めた男(中井喜一)。

一切の記憶がない!

こっそり病院を抜け出し、ふと見たテレビのニュースに自分が写っていた。

そう、なんと、自分はこの国の最高権力者で、石を投げつけられるほどに凄まじく国民に嫌われている!!!


部下らしき男が迎えに来て、総理官邸に連れていかれる。「あなたは、第127代内閣総理大臣。国民からは、史上最悪のダメ総理と呼ばれています。総理の記憶喪失は、トップシークレット、我々だけの秘密です。」
真実を知るのは、秘書官3名(ディーン・フジオカ小池栄子迫田孝也)のみ。


政策はもちろん、大臣の顔と名前、国会議事堂の場所、自分の息子の名前すら分からない総理。

記憶にない件でタブロイド紙フリーライターにゆすられ、記憶にない愛人にホテルで迫られる。

どうやら妻も不倫をしているようだし、息子は非行に走っている気配。そしてよりによってこんな時に、アメリカ大統領が来訪!

 

他国首脳、政界のライバル、官邸スタッフ、

マスコミ、家族、国民を巻き込んで、

記憶を失った男が捨て身で自らの夢と理想を取り戻す!


果たしてその先に待っていたものとは…!?

 


監督・脚本  三谷幸喜
出 演 者  中井喜一、ディーン・フジオカ石田ゆり子草刈正雄

       小池栄子木村佳乃、吉田羊

 

 

 

【記憶にございません!の感想】
★★★★★ 星5つ☆彡
すごく良かったです!! 予告も良かったので、期待して見ました。

映画は、期待しすぎると面白くないこともありますが、私的には、これは、期待を裏切らない面白さ!
3度見ても面白かったです。

最初は一人で、2度目は友人に誘われて。3度目は母を連れて。


嫌われ者で、性格の悪い総理が、ある意味生まれ変わるという成長物語で、爽やかで笑えました。

三谷幸喜監督の映画は、実力派の俳優さんを多く起用する、映画らしいエンターテインメントが楽しめると思います。

 

この映画も「ビルマの竪琴」などたくさんの映画で活躍している実力派の中井喜一さんが主演。

また、脇役でしたが名優の佐藤浩市さん、そして出番は少なかったけど、この映画をギュッと引き締めたのは、やっぱり存在感の大きい木村佳乃さんかと思います。


どの女優さん、俳優さんも、ピッタリの役でした。やっぱり、三谷監督は、天才ですね!
私は、ディーン・フジオカさんが好きで、コンサートにも行ったほど(^^♪  

「結婚」や「鋼の錬金術師」のディーンさんより、私は、この映画のディーンさんが好きです!!


他に、アメリカ大統領の通訳役の宮澤エマさん、ニュースキャスター役の有働由美子さんも良かったな~

 

 

3度目に見たのが10月1日で、ちょうど消費税が

10%になった日でした。
映画の中で、黒田総理が道行く国民から、消費税を上げたことに対し文句を言われるシーンも、リアルで楽しめました。

これは、狙って脚本を書いたのかな?と思いきや、テレビ「僕らの時代」で、三谷監督は「作るときに、タイムリーなものをやろう!とは思っていない。記憶にございません!は10年前に思いついた話し。」と語っていました。やっぱり、天才ですね!


天才は、お母さんが作ると言いますが(本「天才たちの共通項」小林正観著)、三谷監督のお母さまは、監督が小学生の頃から才能を見抜いていたようです。

今でも、お母様と三谷監督は、毎日のように電話しているとのこと。たくさんの愛情を受けて育ったんだな~と思いました💛

 

 

【中井喜一さんのいい話💛】
坂上忍さんのテレビ「直撃!シンソウ坂上」に、主演の中井喜一さんがゲスト出演されてました。なんと、中井喜一さんのお父様は、映画「君の名は」(1953年)の大俳優 佐田啓二さんです。


その中で、感動したお話がありました。


中井喜一さんのお父様(佐田啓二さん)は、撮影所の向かいにあった行きつけの食堂のお嬢さんと結婚。

二人の子供をもうけました。

結婚6年目のある日、運転手の運転する車で仕事に行く途中、交通事故で死亡。

享年37歳だったそうです。

その時、喜一さんは2歳でした。お父さんの顔を知らないままです。


中井喜一さんは、事故の原因が運転手の居眠り運転だったと知らなかったそうです。

 

「お母さん、お父さんは何で死んだの?」とお母様に聞いても「運命だっだのよ。理由はない。お父さんの運命は、37っていう歳だったのよ。」と。
お母様は、一回も居眠り運転だったとは、言わなかった!運命だった!と言った。
誰かのせいだとは、一切、子どもには言わなかったそうです。


そして、喜一さんが

「結果なにが良かったかといえば、❝子供たちが人を恨まないで育った❞
もし“あの人のせいで死んだんだ”と言ったら、

僕たちは、その人に対する恨みを持って生きる。

❝運命だ❞と言われたら人を恨まない。」とおっしゃいました。


このお話には、ほんと感動しました。

懐の深い女性ですね。素晴らしいですね。

シングルマザーで、苦労も多かったと想像しますが、現在の中井喜一さんの活躍を見ると、お母様の愛情に育まれ、大きくなったのだろうと思います。

 

後日、テレビ「徹子の部屋」にお姉さまの中井貴恵さんが出演されていました。
お母様は、数年前に亡くなったそうですが、貴恵さんは、今、お母様が着ていた手編みのカーディガンを素敵に着こなしていました。

やっぱり、亡きお母様は二人のお子さんにたっぷりの愛情を注いだのだと思いました。

 

 

 

【私事ですが…】
私事ですが、久しぶりに母と映画に行きました。

「記憶にございません!」3度目です。


テレビで見た三谷監督や中井喜一さんのいい話をしていると、佐田啓二さんの「君の名は」の話題に。


私は「君の名は」を見たことがないので、母へ映画の内容を尋ねました。


すると母は「あの頃は映画は見ちゃいけない!と言う時代だったのよ。」
そんな時代に、隠れて映画館へ行き「君の名は」を見たそうで、ずっと昔の若いころ見た映画を、

かっこよかったよ~!佐田啓二は!!と饒舌に語り始めました。


相手役の岸恵子さんや、他の女優さんの名前もしっかり覚えており、内容だけでなく、当時の「君の名は」の人気ぶりもたくさん話してくれました。


母も高齢になり、最近は認知症ではないか?と心配していましたが、
母はしっかりと、記憶がございました!!!!!
もし「君の名は」世代のご家族がいらっしゃる方は、

一緒に見ることをお勧めします!

 

映画の後は、昔話の聞き役となり、ひとときの親孝行を楽しんでください。

きっと、高齢の親の記憶力にビックリしますよ!(笑)

 

それでは、長くて拙い文章を読んでいただき、

ありがとうございます。


また、来てね~☆彡